たこわさ

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PSYCHO-PASS 第2話「成しうる者」感想

ノイタミナ発のオリジナルアニメは出来不出来が激しい印象がありますが、本作はいかに?
(以下ネタバレ)
人間の精神を完全探査・管理し、その適正ばかりか犯罪を起こす可能性までもが数値された社会。その中で朱は「何にでもなれる」「精神状態は極めて良好」という二重のお墨付きを得るも、そのせいでかえって「自分自身が何者なのか」が分らないというジレンマを抱えていた。
だが、それは犯罪係数が高いというだけで人間としての行き方を剥奪された人々や、判定された適正に従っていきていくしかない人々にとってはなんとも贅沢な悩みであり……。
誰よりも正常で優秀だからこそむしろ「異常」であるという朱の立場が、なんとも皮肉めいた設定ですね。
少し意外だったのが狡噛のキャラクター性。てっきり朱とは反発しあうリアリストなのかと思いきや、「何が正しいのか」を思い悩み、ただ指示に従うのではなく「誰かを守る」という行動原理の上に立つ朱の存在が、彼にとってはある種の救いであるとは。ただ、彼の理想は朱と同じでも行動原理は全く正反対な訳で、こちらもジレンマを抱えているという。

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